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もののけ姫の白いやつとは?森の妖精コダマの正体を徹底解説!

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もののけ姫の白いやつとは?森の妖精コダマの正体を徹底解説!

もののけ姫を見た多くの人が「あの白いやつは何者なの?」「森にいる妖精みたいなキャラクターが気になる」と感じたことがあるのではないでしょうか?

確かに、白く小さな体でカタカタと首を振るあのキャラクターは印象的で、どこか可愛らしくも不気味な存在として多くのファンに強烈な印象を残していますよね。

この記事では、もののけ姫の白いやつ「コダマ」について、その正体から制作秘話、SNSで話題になった衝撃の事実まで、コダマに関するあらゆる情報を徹底的に解説していきます。

コダマの正体は「木霊」- 森の精霊だった

もののけ姫に登場する白いやつの正体は、「コダマ(木霊)」と呼ばれる森の精霊です。

コダマは漢字で表記すると「木霊」で、文字通り木に宿っている精霊であり、日本では古くから樹木には木霊という名前の精霊が宿って樹木を守っているという言い伝えがあります。

公式設定によると「一種の精霊のようなもので、豊かな森に住む。淡い緑色をした半透明の体を持つ」とされており、森の豊かさの象徴として描かれています。

項目 詳細
名前 コダマ(木霊)
正体 木の精霊・森の妖精
外見 白く小さな体、黒い穴のような目と口
特徴 首を振ってカタカタと音を立てる
役割 森の豊かさの象徴、中立的な存在

なぜコダマは「白いやつ」と呼ばれるのか?

コダマが「白いやつ」と呼ばれる理由は、その特徴的な外見にあります。白く小さな体とただ黒い穴が開いているだけのような顔で、どこか可愛らしく同時に不気味な印象も与える独特の姿が印象的だからです。

名前を覚えにくい一方で、その白い姿は強烈なインパクトを残すため、多くのファンが「白いやつ」という呼び方で親しんでいます。

コダマのデザインの由来と制作秘話

宮崎駿監督は初めコダマのデザインがなかなか思いつかず、「森に何かいるのが見える」というスタッフによってキャラクターデザインが考えられたという制作エピソードがあります。

また興味深いことに、初期のイメージ画は現在の白いかわいらしい姿ではなく、まるで手足の長いサルの妖怪のような不気味な姿だったそうです。現在の愛らしい姿からは想像もつきませんね。

コダマが首を振る「カタカタ」音の謎

コダマの最も特徴的な行動である、首を振って「カタカタ」と音を立てる仕草について、3つの有力な説が存在しています。

①呼吸音説

樹木の精霊であるコダマは植物同様に呼吸をしており、首と頭の間にある空洞から呼吸をしている時にカタカタと音がしているという説があります。

②会話説

人間には理解できない言葉で、コダマたちの間で何か言葉を話しているという説も有力です。劇中ではデイダラボッチ(シシ神)の出没時に、コダマたちが一斉にカタカタと大きな音を出すシーンがあり、これがシシ神への何らかの意思疎通だった可能性があります。

③習性としての音説

単純にコダマの自然な習性や反応として音を立てているという解釈もあります。

スタジオジブリ公式によると、特報では「土鈴」を使い、作中では「コダマは木の精霊だから」という理由で「木製のカスタネット」を使って音を収録しているそうです。

コダマは実在する?屋久島との関係

驚くべきことに、コダマは実際に存在する可能性が示唆されています

シシ神の森のモデルとなった屋久島には「木霊の森」という森が実際に存在し、その森で写真を撮ると白くて小さい「なにか」がたくさん映るという都市伝説があるのです。

屋久島の木霊の森で写真撮影をすると、オーブのようなものが映り込むという噂もあり、コダマは屋久島に実在するという説もあるほどです。

日本各地に伝わる森の精霊伝説

コダマのモデルとなったのは屋久島だけではありません。特に沖縄の「きじむなー(きーぬしー)」という小さな体が特徴的な精霊は、古い樹木に宿って森を守り、人間たちと古くから共生していると言われており、コダマと似ているそうです。

コダマの登場シーンから読み解く意味

もののけ姫の中でコダマが登場するシーンには、それぞれ深い意味が込められています。

アシタカとの初遭遇シーン

アシタカは初めてコダマを見た時に「コダマ?ここにもコダマがいるのか?」と言っており、アシタカの故郷をはじめ、自然が豊かなところではどこにでもいることが分かる設定になっています。

アシタカ曰く「好きにさせておけば悪さはしない。森が豊かなしるしだ」とのことで、豊かな森には割と頻繁に出現する精霊として描かれています。

シシ神の死とコダマの消失

映画のクライマックスでは、シシ神が首を取られデイダラボッチになった際に、森が破壊され無数のコダマの死体が降り注ぐという衝撃的なシーンが描かれます。

木の精霊は木が死んでしまうと生きられないということを表している重要な場面です。

希望の象徴としてのラストシーン

しかし映画の最後、荒廃した森の倒木に新しい芽が出てくる中で、一匹だけコダマが戻ってくるという希望に満ちたシーンで物語は幕を閉じます。

この一匹のコダマのシーンは、アニメーターの故 二木真希子さんが「この物語はやりきれないので、一匹のコダマのシーンによって希望を持たせたい」との思いで提案されたそうです。

SNSで話題!コダマに関する投稿と反響

SNSではコダマに関する様々な投稿が話題になっています。以下、注目の投稿をご紹介します。

小さなひとりぼっちのコダマが強い印象を残すこのシーン。宮崎駿監督には、この小さなコダマが後のトトロになるのだという考えがあったそうです☺️

引用:https://numan.tokyo/anime/uVubk/

この金曜ロードショー公式アカウントの投稿は大きな反響を呼び、多くのファンが驚きの声を上げました。

「この説公式だったのか……!」「あなた、トトロだったのね!?」と驚きの声や、「夢があるなあ……さすがジブリ」「素敵な設定!」「見えないところでもののけ姫とトトロが繋がってるのすごい……!」と感嘆の声が挙がりました

引用:https://numan.tokyo/anime/uVubk/

現れたと思ったら カタカタカタカタ と笑って もう消えた 足元を歩いている と思ったら もうずっとむこうの 暗がりの中で 笑っている

引用:https://www.bou-tou.net/kodama/

これは宮崎駿監督が久石譲さんに作品イメージを伝えるために書いた詩「コダマ達」の一節で、コダマの神秘的な存在感を表現しています。

「もののけ姫」の中でも特に印象的な存在である”コダマ”の手のひらサイズの置物が登場します。蓄光仕様で、日中に光にあてておくと暗闇で優しく光ります

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001188.000022901.html

公式グッズでも蓄光仕様のコダマ置物が発売されるなど、その人気の高さが伺えます。

衝撃の事実!コダマはトトロに進化する

最も驚くべき事実は、コダマがトトロに進化するという公式設定です。

宮崎監督は「それ(ラストシーンのコダマ)がトトロに変化したって(笑)。耳が生えていたってことにすれば、そうすると首尾一貫するんです」と語っています。

時系列から見るコダマ→トトロ進化説

作品 時代設定 経過年数
もののけ姫 室町時代(中世) 約500-700年前
となりのトトロ 昭和30年代 現代

トトロの年齢は大トトロが1302歳、中トトロは679歳、小トトロでも109歳で、もののけ姫の舞台が現代から約700~500年前であることを考えると、コダマが小トトロになったという設定は時系列的にも辻褄が合うのです。

宮崎監督の意図

宮崎駿監督はそもそも『もののけ姫』にトトロが登場しないこと自体を気に病んでいましたという背景もあり、この設定は後付けながらも監督の深い愛情を感じさせるものです。

「森が急に大森林になるのは嘘である。そう簡単には回復せず、時間がかかる」という監督の言葉通り、コダマからトトロへの進化は長い時間をかけた森の再生の象徴でもあります。

コダマの人間に対する態度

コダマは森の精霊でありながら、人間に対して中立的な立場を取っていることも特徴的です。

『もののけ姫』は「森の神VS人間」の構図で語られることが多いですが、少なくともコダマに関しては人間に敵対する存在ではないとされています。

実際に森に迷ったアシタカたちを導き、シシ神と出会わせてアシタカと甲六たちの体力や健康状態を若干改善し、結果的に彼らが無事に森を抜け出す手助けをしたのです。

  • タタラ場の人々→コダマを恐れる
  • アシタカ→コダマの存在を受け入れ理解する
  • サンと山犬→コダマと共存する
  • コダマ→人間に敵意は持たず中立

コダマが表現する環境メッセージ

コダマの存在は、宮崎駿監督が込めた環境保護への強いメッセージを象徴しています。

「森を破壊すれば、何千、何万もの歳月をかけてしか森は再生していけない。厳しい現実を、私たちの胸に刻まねばならない」という監督の言葉が、コダマの描写に込められています。

現代への警鐘

コダマが大量に死んでいくシーンは、現代の環境破壊への痛烈な批判でもあります。一方で、最後に一匹だけ生き残るコダマは、諦めない希望と再生への意志を表現しています。

この二面性こそが、もののけ姫という作品の深さであり、コダマというキャラクターに込められた監督の思いなのです。

コダマグッズの人気と文化的影響

コダマの人気は映画を超えて、様々なグッズやアート作品にも影響を与えています。

手のひらサイズの置物「ちょこんとコダマ/てくてくコダマ/ぽってりコダマ/のっかりコダマ」(各3,630円)が発売され、蓄光仕様で暗闇で優しく光る仕様になっているなど、ファンの心を掴む商品が次々と登場しています。

また、アクセサリーシリーズでもコダマをモチーフにした「3連リング コダマ」(3,300円)なども展開され、日常的にコダマを身に着けられるアイテムとして人気を集めています。

まとめ:コダマが愛され続ける理由

もののけ姫の「白いやつ」ことコダマは、単なる森の妖精ではありませんでした。木の精霊として森の豊かさを象徴し、環境保護のメッセージを込められた重要なキャラクターだったのです。

コダマの魅力をまとめると:

  • 神秘性:正体不明でありながら親しみやすい存在
  • 象徴性:森の豊かさと環境問題を表現
  • 希望性:最後に生き残り未来への希望を示す
  • 連続性:トトロへの進化という壮大な設定
  • 中立性:敵でも味方でもない絶妙な立ち位置

カタカタと首を振る愛らしい仕草、トトロとの意外なつながり、そして森の再生への希望を託された存在として、コダマは今後も多くのファンに愛され続けることでしょう。

あの白いやつは、ただの妖精ではなく、宮崎駿監督が私たちに託した自然への愛と環境への思いそのものだったのです。次にもののけ姫を見る時は、ぜひコダマの一つ一つの動きに込められた深い意味を感じ取ってみてください。

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