千と千尋の神隠し:リンの本名は?名前の考察

キャラクター

千と千尋の神隠しで、千尋の先輩として登場していたのが、油屋の従業員であるリンです。
リンはサブキャラクターの中でも人気がありますが、なんとなくわかるのは性別ぐらいで、本名や正体など謎な部分が多いですよね。
今回はそんなリンについて、詳しく紹介していきます。

リンの名前はこれが本名?それとも別?

千と千尋の神隠しには、本編で描写されていないことが多いため、謎が多く残っている作品として定評があります。
その中でもリンについて、本名は何なのか?とよく話題になっているのです。

そもそも千と千尋の神隠しにおいて、油屋で働いている従業員たちは、湯婆婆と雇用契約を結んでいます。
そしてその契約書に名前を書くと、本当の名前を奪われてしまい、湯婆婆に名付けられた新しい名前で生きていくことになるのです。
実際に千尋が契約書に名前を書くシーンでは、苗字や名前などを湯婆婆に握りつぶされ、「今からお前の名前は千だ」と言われていましたね。
また、メインキャラクターであるハクも、湯婆婆に本当の名前を奪われていました。
つまりリンも千尋やハクのように、同様の過去があるのでは?と言われているのです。

油屋の仕組みを考えてみると、リンも本名の一部を取って名付けられたと考えるのが自然でしょう。
しかしリンの過去はもちろん、本名についても作中では明かされていないため、あくまでもファンの予測となります。
もし本名がリンではないのだとすると、名前の一部に「林」や「凛」などの漢字が入っていた可能性もあるので、色々と考察できますね。

リンの正体は妖怪?正体に関する噂を考察!

魅力的なサブキャラクターであるリンですが、そもそも彼女の正体は何なのでしょうか。
ファンの間では、以下のような噂が広がっています。

リンは人間?

見た目は人間のような姿をしているので、リンは人間なのでは?と噂されています。
実際に宮崎駿監督は、没になった案として「煙突描きのリン」という作品を考えており、その主人公をモデルにしたと発言していました。

このように考えてみると、リンが人間であると噂が広がるのも無理はありませんが、恐らく人間ではありません。
なぜならリンは千尋を始めてみたとき「人間がいんじゃん!」と反応しているからです。
また、油屋にいる従業員たちからは、千尋は人間臭いと言われて煙たがられていました。
リンがもし人間だとすると、千尋と同じような扱いを受けていなければ不自然です。

リンはナメクジ?

油屋の従業員は、男性がカエル、女性がナメクジをモデルに描かれています。
そのためリンも他の女性従業員と同様に、ナメクジが正体なのでは?という説が広がっていたのです。

しかしナメクジがモデルになっていると思われる女性たちは、低身長でふっくらした体つきという特徴があります。
また、目鼻立ちもあまり整っているとはいえず、リンとは全く異なるビジュアルです。
千と千尋の神隠しなら、他の生き物が女性従業員にいてもおかしくはないため、ナメクジ説も信憑性に欠けます。

リンは狐?

リンの正体は狐という噂は、最も有力視されている説です。
なぜならジブリ公式が発表したイメージボードには、リンのラフデザインに「リン(白狐)」と記載されていたからです。

リンの肌はとても色白で、ややつり上がった切れ目が特徴的です。
また、スラッと細い体系など、白狐が正体であると考えても違和感はありません。
結局白狐という設定が採用されているかは不明ですが、初期案が白狐だったことは間違いないので、かなり信憑性が高いです。

本名や正体など、何かと謎が多いリンですが、千尋の先輩としていつもリードしてくれる様子が印象的でしたね。
作中ではリンが活躍するシーンも多数あるので、見どころ満載です。
ぜひ注目しながら映画を楽しんでみてください。

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