千と千尋の神隠し:リンの歳が気になる!年齢を調べてみた!

キャラクター

千と千尋の神隠しのストーリーの中で登場するリンはしっかり者で面倒見の良い姉御キャラが魅力です。
最初は千尋にきつい態度を取っていたリンですが、か弱い千尋を支えるお姉さんとして、リンに好感を持つ人も多いでしょう。
今回は、そんなリンの年齢を考察してみました。

リンの歳は14歳?それとも…

公式資料によると、リンは外見年齢14歳と明言されているようです。
大人の女性とは言えないながらも、どこか大人の女性に近い雰囲気をリンから感じます。
その背景には、映画の舞台となった湯屋が江戸時代の風俗店を参考にしていることが関係しているのかもしれません。

江戸時代の風俗=遊郭ですが、そこで働く遊女の下には遊女をお世話するかむろという女の子たちがいます。
湯屋には湯女という女性がいましたが、湯女を遊女と考えるとまだ子供と言える年齢の千尋やリンはかむろの立場に等しい役割だったのかもしれません。

劇中でのリンのセリフの中には「お姉さま方に頼まれている」と答えているものがありました。
そのことからも、日頃年上の職場の女性に頼まれていることを何かしらしていると想像できます。
大人と子供の狭間の年齢であるリンが、10歳の千尋と比較しても大人びて見えるのもこういった働く環境も影響しているのではないでしょうか。

リンは人間?それとも○○?

映画の中でリンが初めて千尋と遭遇したとき、リンは「人間が居ちゃヤバイ」という発言をしています。
見た目が人間にしか見えないリンがそういうのを不思議に感じる人も多いでしょう。
見るからに人の姿をしているのに、リンは人間ではないのか?と思ってしまいます。

人間の見た目をしているリンですが、人間ではない説が濃厚です。
というのも、ジブリの公式絵コンテ宗にはキャラクターデザインのラフ画が載せられているのですが、リンのものもあります。

リンのラフ画には確かに白狐と書かれているのです。
そのため、リンは人間ではなく狐という説が濃厚です。
よくよく考えれば、狐といえば化けるというイメージも強いためリンが狐なのであれば人間の姿に化けているという可能性が高いでしょう。

リンはどちらかというとキツい雰囲気を感じる顔でもあるため、人間の姿でありながら狐を彷彿とさせるようなビジュアルにしたのかもしれません。
実際、他の従業員も人間の姿に描かれているものの男性はカエルよりという気がしますし女性がナメクジっぽいかと言われるとそんな雰囲気もあります。

基本的に湯屋の従業員に人間は居ません。
男性従業員はカエルですし、女性従業員はナメクジです。
そんな中、リンだけ人間なんてのも考えにくいですしその点からもリンは人間ではないのでしょう。

リンの声優の当時の年齢は?

リンの声優をやってらっしゃるのは玉井夕海さんという女性です。
声優なのかと思いきや、メインは歌手での活動をしてらっしゃいます。
歌手の他、女優として活動をすることもあるようですが、玉井夕海さんは宮崎駿監督が主催したアニメーション演出講座「東小金井村塾2」を修了したのをきっかけにリン役に抜擢されています。

2001年に公開された千と千尋の神隠しですが、リンの声優として活躍した当時の年齢は23歳でした。
どこか大人っぽさも感じられながら生意気な感じも伝わるリンにぴったりの演技を見せてくれました。

口が悪いけど、どこか優しさも感じられる、そんなリンの演技はリンが人気キャラになった秘訣なのでしょう。
ジャンルやカテゴリにとらわれない音楽活動に関しても多くの人に支持されているようです。

どこか茶目っ気もあり、きつそうに見えて実は優しい。
そんなリンは、いつか湯屋を離れることを夢見ているようです。
劇中には描かれていませんが、そんな憎めない姉御キャラのリンの夢が叶っていることを願います。

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