千と千尋の神隠しに登場する女性キャラクターは限られていますが、リンはその中でも人気がありますよね。
リンの魅力は何といっても、可愛らしさとカッコよさがそれぞれ見られる点ではないでしょうか。
今回はそんなリンの魅力的な一面に迫っていきます。
リンがかわいいと思うシーンを紹介!
まずはリンの可愛らしいシーンを見ていきましょう。
作中にリンが登場するシーンはいくつかありますが、その中でも可愛らしさが伝わってくるシーンをピックアップしています。
イモリの黒焼きを受け取るシーン
リンが釜爺から千尋を湯婆婆の元へ連れて行くように言い、イモリの黒焼きを受け取るシーンです。
最初リンは、人間の千尋の姿を見て驚き、「一緒にいると自分まで湯婆婆に殺されてしまう」と言い、一緒に行動することを嫌がります。
そこで釜爺は、リンに上物であるイモリの黒焼きを差し出すのです。
最初は嫌がっていたリンですが、イモリの黒焼きを見ると頬を赤らめながら受け取ります。
いつもは男勝りに振る舞っていながらも、釜爺から差し出されたイモリの黒焼きには目が無く、照れながらも受け取っていたのが可愛らしかったですね。
リンが顔を真っ赤にするのは、こちらのシーンだけなので、ぜひ一度はチェックしていただきたいです。
湯婆婆の元から帰ってきた千尋を迎えるシーン
千尋が湯婆婆と契約を無事に結び、帰ってきた際のシーンです。
リンは千尋のことをどんくさいと言っていましたが、そんな千尋が危険人物である湯婆婆を説得したことで、当初と印象が変わったのでしょう。
「心配してたんだ」と千尋に声をかける様子は、リンの面倒見の良さや優しさなどが表現されており、とても可愛らしい一面に感じますね。
千尋にとっては異世界に迷い込み、突然油屋で働くことになってしまい、不安なことだらけだったに違いありません。
そんな中で千尋に優しく声をかけてくれたリンの存在は、とても救われたのではないでしょうか。
リンはこれをきっかけに、千尋の世話を積極的にするようになり、すっかり作中では仲良くなっていました。
リンがかっこいいと思うシーンを紹介!
次に、リンのカッコよさを感じるシーンを紹介していきます。
可愛らしい一面とは対照的ですが、いずれもリンの魅力をダイレクトに感じられるシーンです。
千尋と夜食を食べるシーン
油屋へやってきたオクサレ様の世話を終え、一緒に夜食を食べるシーンです。
このシーンでリンは、油屋で仕方なく働いていることを千尋に告白します。
なぜ油屋で働くことになったのかは明かされていませんが、千尋やハクのように、何か特別な事情を抱えていたのかもしれません。
どのような事情があるにせよ、千尋と同じように、好きで油屋にいるだけではないことは確かです。
そしてリンは、「いつか絶対に油屋を辞めてやる」と宣言しています。
リンの強い意思を感じられるこのシーンは、カッコよさや力強さを感じられますね。
カオナシに忠告するシーン
銭婆の元へ行く千尋についていくカオナシへ、「千に何かしたら許さないからな」と忠告するシーンです。
わざわざリンは千尋を船で送り、カオナシを連れて行こうとする千尋を心配していました。
カオナシが暴れまわった後のため、千尋と一緒に行動させてしまっては、トラブルが起こるのではと考えたのでしょう。
しかし、リンは千尋の意思を優先し、カオナシを連れて行こうとする千尋を見送ります。
暴れていたカオナシに向かって、堂々と忠告するリンは、とてもカッコいいですよね。
リンが好き!可愛くて優しいキャラクター!
ここまでで紹介したように、リンは可愛らしさもカッコよさもあるキャラクターですが、何より魅力的なのは心の優しい一面でしょう。
どちらもリンの優しい性格がにじみ出ているので、より魅力溢れるキャラクターとして描かれています。
映画を楽しむ際には、そんなリンの一面にも注目してみてください。