千と千尋の神隠し:ハクイケメン!と思わず言ってしまいそうなシーン5選!

キャラクター

千と千尋の神隠しで、ハクのイケメン度合いをアップさせているのは、やはり作中の名台詞ではないでしょうか。
今回はそんなハクの魅力を感じるセリフを、5つピックアップして紹介していきます。

「いつもは千でいて、本当の名前はしっかり隠しておくんだよ」

千と千尋の神隠しの中でも有名な、おにぎりの登場シーンでのセリフです。
油屋で湯婆婆に本当の名前を奪われてしまい、懸命に仕事をした翌朝、千尋の元へハクがやってきます。
そして千尋の本当の名前を教えてくれて、そなたの本当の名前は隠しておくようにと言うのです。

千尋にとっては異世界のルールや、油屋での振る舞い方など、知らないことばかりです。
これまで暮らしていた人間の世界では通用しないことばかりですし、不安な気持ちでいっぱいだったことでしょう。
そんなときにハクが本当の名前を思い出させてくれて、千尋の背中を押してくれます。

そんなハク自身は、湯婆婆に本当の名前を奪われたままで、自分の名前が思い出せないことを明かします。
ハクは千尋を大切に思っているため、「自分のようになってほしくない」と考えて行動していたのかもしれません。

「つらくても、耐えて機会を待つんだよ」

ハクと千尋が出会ったばかりのとき、湯婆婆の元で「働きたい」と伝えるように教えてくれるシーンです。
異世界では働かないものは湯婆婆の魔法によって、動物に変えられてしまうというルールが存在します。
千尋が異世界で生活していくためには、湯婆婆の元で働くしか方法がありませんでした。

しかし湯婆婆も、「働きたい」という人間の子どもを、あっさりと受け入れてくれるわけではありません。
だからこそハクは「つらくても耐えること」「機会を待って耐えしのぐこと」をアドバイスしてくれたのです。

実際に千尋はハクのアドバイスに従い、湯婆婆に何度も怒鳴られたり脅されたりしながらも、諦めずに「働きたい」と伝えていました。
ハクが異世界での生き方を教えてくれたからこそでしょう。

「湯婆婆様、約束です!千尋と両親を人間の世界に戻してください!」

物語終盤で、千尋が湯婆婆との賭けに勝ったため、約束を守るように念を押すシーンです。
ハクは千尋のことはもちろん、両親のことも考えて行動してくれていました。
このシーンに至るまでも、千尋が元の世界に戻れるよう、自らの危険を顧みずに奮闘していたシーンも目立っていましたね。

「ついに千尋と両親が人間の世界に戻れる時がやってきた」という、安心感を感じるセリフです。
最初から最後まで、ハクは千尋の味方をしてくれていたので、このセリフもそんなハクの気持ちの強さを感じさせます。

「千尋、ありがとう。私の本当の名はニギハヤミコハクヌシだ」

ハクが本当の名前を思い出す名シーンで言っていたセリフです。
竜の姿で千尋を背中に乗せていたハクでしたが、最中に千尋が子どもの頃に川へ落ちてしまったことを思い出します。
ハクはその川の主であったことを千尋に伝えられ、自分の本当の名前である「ニギハヤミコハクヌシ」を思い出すのです。

千尋はハクがいなければ、元の世界に変えることができなかったでしょう。
そしてまた、ハクも千尋がいなければ、本当の名前を思い出すことはできなかったのです。

「私も思い出した。千尋が私の中に落ちたときのこと。靴を拾おうとしたんだね」

これまで自分の本当の名前も過去の記憶もなかったハクが、千尋のおかげで全てを思い出します。
そして人間の世界で初めて千尋と出会ったときの事を、懐かしそうに話すのです。
ハクも千尋が川に落ちたときの出来事を、しっかり覚えてくれていました。

記憶が元に戻った喜びを感じながら、千尋と思い出を共有し合う様子が、とても印象的なシーンでした。
ハクの素敵なシーンは、やはりすべてにおいて千尋に関係していることがわかります。

それぞれのセリフでハクはイケメン!ということがわかります。

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