千と千尋の神隠し:舞台版の坊のキャストは?

舞台

ジブリ作品の中でも大人気の「千と千尋の神隠し」は、2022年から舞台化されています。
数々のキャストが発表されていく中で、人気キャラクターである坊を誰が演じるのか気になる人もいるでしょう。
今回はそんな舞台版のキャストについて紹介していきます。

千と千尋の神隠しが舞台化

千と千尋の神隠しは、2022年から舞台化されており、現在では何と2024年の舞台開幕も決定しています。
今後どのような形で舞台が展開されていくのか、ジブリファンにとっては必見です。
そんな素敵な舞台を誰が演じているのでしょうか。
以下で詳しく紹介していきます。

豪華なキャスト陣

千と千尋の神隠しの主なキャスト陣を紹介します。

役名 キャスト
千尋 橋本環奈・上白石桃音
ハク 醍醐虎汰朗・三浦宏規
カオナシ 菅原小春・辻本知彦
リン 咲妃みゆ・妃海風
釜爺 田口トモロヲ。橋本さとし
湯婆婆 夏木マリ・朴璐美

主人公である千尋を演じるのは、人気女優である橋本環奈さんと上白石桃音さんです。

ドラマや映画などでも活躍しているため、日本人なら誰でも見聞きしたことのある女優さんではないでしょうか。さらにハク役は醍醐虎汰朗さんと三浦宏規さんで、同じく多数の人気作品に出演してきた経験のある俳優さんです。

サブキャラクターを演じるキャスト陣も非常に豪華で、SNSはもちろんニュースでも話題になりました。とても繊細でリアリティのある演技をすることで定評のあるキャスとばかりなので、舞台化には非常に力が入っていることがわかりますね。

世界観を見事に表現した舞台

千と千尋の神隠しの作中の主な舞台となるのは、千尋が生活していた人間の世界ではありません。
千尋が働くことになる油屋には大きな温泉があり、独特の世界観が演出されています。
さらには登場人物も独特で、神様や動物などが多数登場するため、舞台化は難しいのではと言われていました。

しかし舞台版では、千と千尋の神隠し特有の世界観を、見事に表現しています。
舞台装置はもちろんですが、照明や衣装なども非常にきめ細かいため、まるで本当に千と千尋の神隠しの世界にいるような感覚になるようです。
カットされるシーンもほとんどなく、ファンからは「原作そのものに対するリスペクトを感じられる」と評価されています。

坊は坊ネズミとして登場

気になる坊のキャストですが、坊は声のみの登場だったようです。
坊は大きな赤ちゃんという設定だったため、本物の人間でキャスティングするのには無理があったのでしょう。

その代わり、坊が変身する坊ネズミは、パペットとして登場しています。
坊ネズミのパペットは、劇中で千尋と一緒に冒険をしたり、一緒にハクの背中に乗ったりなど、とても可愛らしく表現されているのが特徴です。

しかもパペットのデザインは、イギリスで活動しているパペット演出家が担当しています。
ディズニー作品として有名なリトルマーメイドでも、パペットのデザインや演出などを担当した実績がある優秀な人材を採用しているのです。
人間の姿で坊は登場しないものの、ストーリーに違和感は全くなく、むしろ繊細で自然な表現がなされていました。

パペットや舞台装置などが特徴的

千と千尋の神隠しの舞台は、パペットや舞台装置などに力が入っていたのが特徴です。
ハク竜に乗って空を飛ぶシーンや、油屋で神様とエレベーターを移動するシーンなど、作中のワンシーンが的確に再現されていた、見事な舞台として評価されています。
ここまで繊細に表現できていたのは、キャストはもちろん裏方として活躍していたメンバーの力があってこそなのでしょう。

舞台化に失敗してしまう作品も多い中、非常にクオリティの高いものを実現していると感じました。
実際にファンからも高く評価されている作品なので、一度は見て損はない作品と言えるでしょう。

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