千と千尋の神隠し:坊の声は誰?坊の声優について徹底調査!

キャラクター

今回はそんな坊の声優や、名台詞などを紹介していくので、更なる魅力について知っていきましょう。

坊の声優は俳優・神木隆之介

坊を演じた人は、日本を代表する名俳優である神木隆之介さんです。
神木隆之介にとって、千と千尋の神隠しの坊役はなんと声優初挑戦の作品でした。
声優で坊を演じた当時はなんと8歳です。
神木隆之介さんは現在も、人気映画であるサマーウォーズやエヴァンゲリオンなどで声優としても活躍しているので、千と千尋の神隠しにまで出演していることに驚いた人も多いのではないでしょうか。

当時8歳ということもあり、坊は可愛らしい男の子の声が印象的でした。
とてもリアリティのある泣き声や、千尋に遊ぶようせがむわがままさなどが、声だけで見事に表現できていたように感じます。
神木隆之介さんは子供の頃から子役として活動していたので、坊役も見事にこなしていましたね。

坊ネズミになった姿も魅力的

坊と言えば赤ちゃんの姿をイメージしがちですが、坊ネズミも非常に魅力的です。
坊ネズミとは、赤ちゃんの坊が銭婆の魔法によって、ネズミに変えられたときの姿のことを指します。
ふっくらとした体型と大きな目はそのままに、ころんとしたネズミの姿はとても可愛らしく、ジブリの中でも印象的な動物キャラクターとして愛されていますね。

坊ネズミになった坊は、赤ちゃんの姿とは違い言葉を話すことはありません。
しかしネズミの姿になると歩いたり走ったり、ときにはジェスチャーのように手を動かしたりなど、細かな動きを楽しむことができます。
坊は物語終盤まで、千尋と一緒にネズミの姿で行動していました。
ハクを助けようと必死な千尋の傍から離れなかった坊ネズミは、ファンの間でも強く印象に残っているようです。

坊の名セリフを紹介

ここからは、作中にあった坊の名セリフを紹介します。
坊のイメージにもつながる印象的なセリフを2つピックアップしているので、ぜひご覧ください。

坊とあそばないと泣いちゃうぞ

坊が自分の部屋に忍び込んだ千尋に対して、遊ぶようにせがむシーンです。
やはり坊と言えば、このセリフを頭に浮かべる人が多いのではないでしょうか。
「あそばないと泣いちゃうぞ」という言葉だけ見聞きすると、赤ちゃんらしくてかわいいと思ってしまいがちですが、これは千尋へ「自分が泣けば湯婆婆がきて殺しに来る」と脅しているシーンです。
状況をよく考えると、自己中心的でわがままな印象を覚えますが、坊はあくまでも赤ちゃんなので仕方がないかもしれませんね。

このあと坊は泣き叫びますが、千尋は湯婆婆に殺されることはなく、なんとかその場をしのいでいます。
第一印象は良いとは言えない坊ですが、物語後半では坊ネズミとして登場し、千尋と一緒に冒険するので、イメージが変わっていくことでしょう。

千を泣かしたらばぁば嫌いになっちゃうからね

坊ネズミの魔法が解けて、元の赤ちゃんの姿に戻った坊は、湯婆婆に「千を泣かせたら嫌いになる」と言います。
これまで湯婆婆に甘やかされて育った坊ですが、作中ではっきりと湯婆婆に反抗し、千尋の味方をするシーンです。
坊は千尋と一緒に行動するうちに、千尋の優しい心に触れていき、気持ちが変わっていったのでしょう。
実際に坊ネズミになってから、坊は全く千尋から離れようとせず、最後まで一緒に行動していました。

神木隆之介さんの演技も、坊の成長ぶりを感じさせるような、意志の強さがこもっていたと評価されています。
前半と後半で全く印象が違うのが、サブキャラクターである坊の魅力ではないでしょうか。
人間とネズミそれぞれの姿が楽しめる点も、他のキャラクターには無い特徴ですね。
ぜひこの機会に作品を見直して、坊の魅力を改めてチェックしてみてください。

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