千と千尋の神隠しには、インパクトの強い蛙のキャラクターが出てきます。
人の言葉を喋る蛙にびっくりした方も多いのではないでしょうか。
見た目が100%蛙でありながら、どこか人間っぽさも感じさせてくれる愛されキャラの蛙ですが、演じている声優は誰なのか調べていきます。
カエルの声優は我修院達也!
千と千尋の神隠しに出てくる蛙といえば、私たちの生活の中でも見る雨蛙のようなルックスのキャラクターです。
そんな蛙が飛び跳ねながら人間の言葉を喋っているからびっくりです。
さらに、蛙の声は一度聞くと耳から離れないような独特の声質でもあります。
そんな蛙の声を務めたのは、我修院達也さんです。
濃い目の眉毛と、目力の強さから我修院達也さん自身も非常にインパクトの強い人物です。
我修院達也さんは、俳優・歌手・声優などをはじめ多方面で活躍をされている方です。
若いころには「若人あきら」という名前でテレビに出ていたそうで、郷ひろみさんの歌まねをしたことでブレイクしました。
元女優だった母親の影響で6歳から芸能活動をしていたという我修院達也さん。
芸歴も才能も一流で、その演技力は千と千尋の神隠しの中でも発揮されています。
蛙のキャラをより個性的にできたのは、我修院達也さんの特徴的なカエル声もあってのことでしょう。
カエルの声役になった理由はまさかの○○!
我修院達也さんの経歴を見ると、俳優としてメインで活動していたそうです。
そんな我衆院達也さんが、いきなりジブリの映画で声優をした背景はどうなっているのか気になります。
なぜ我修院達也さんがカエル役になったのか、その理由は宮崎駿さん自ら我修院さんに蛙役をオファーしたとのことです。
我修院さんからすると、オファーされた役を聞いたら蛙役でしかも人の言葉を話す蛙となれば驚いたことでしょう。
実際オファーされた役が蛙役だったことで戸惑ったと我修院達也さんはおっしゃっていたこともあるようです。
しかし戸惑いながらも、しっかりと蛙のキャラを作ってくれる演技が出来たのは流石と言えます。
カエルは一匹だけじゃない!?他の声優もご紹介
千と千尋の神隠しの中で、蛙といえば我衆院達也さんが演じる青蛙を皆さん思い浮かべるでしょう。
実は、青蛙以外にも千と千尋の神隠しにはカエルが登場しているのはご存じでしたか。
千と千尋の神隠しの世界の中で、働く男性従業員は人の見た目をしていてもその正体は蛙なのです。
今まで知らなかったキャラクターも実は蛙だったりします。
父役:上條恒彦
自分より上の人には下手に出て、自分より弱いものには強気にでるちょっとズルい奴と思われてしまうようなキャラクターが父役です。
上のものと下のものに挟まれる立場であり、中間管理職みたいな仕事をしています。
そんな父役を演じているのが上條恒彦さんです。
上條恒彦さんは「紅の豚」や「もののけ姫」にも声優として出演しています。
兄役:小野武彦
カオナシが湯屋に入り込み、従業員たちに金を振りまいていた時に踊って盛り上げていたのが兄役です。
先頭に立ち、踊りながらカオナシに金を振舞うように頼みます。
兄役ということで、父役よりも下の立場かと思われますが、兄役もそれなりにいい服を着て仕事をしています。
そんな兄役の声優を担当しているのは小野武彦さんです。
大ベテランの俳優であり、実際に兄役の声を聞いただけでも声に聞き覚えがある人は多いでしょう。
番台蛙:大泉洋
千がオクサレ様の世話をするときに、薬湯を頼んだ人物が居ました。
それが番台蛙です。
千尋には意地悪ですが、よく見ると意外としっかりお仕事を真面目にしている人物。
番台蛙は、声が良い人が座ることができるという設定があるようです。
そんな番台蛙の声も聞き覚えがある人も多いでしょう。
番台蛙の声を演じているのは大泉洋さんです。
「水曜どうでしょう」でも有名ですし、バラエティにドラマにと幅広い活躍をしている方です。
いい声で番台蛙を演じていらっしゃいます。