ハクは何かと謎の多いキャラクターです。
今回は基本的な性別や年齢などの情報はもちろん、名前の秘密や都市伝説などについても触れていきます。
ハクの性別は男性!
ハクの性別は男性です。
公式設定でも、謎の少年として紹介されています。
以下の性別や年齢の解説を見てみましょう。
外見は12歳の男の子
ハクは、外見は12歳ほどの男の子という設定です。
性別は男性ですが、年齢がはっきりと明言されているわけではありません。
見た目は12歳ほどと言われているため、主人公である千尋よりも2歳年上です。
ハクには複雑な設定があり、普通の人間とは年齢が異なる可能性が高いため、外見年齢として設定されていると考えられます。
銭婆が言った「千尋のボーイフレンド」
千尋がハクを助けるために銭婆の元へ行ったとき、銭婆はハクのことを「ボーイフレンド」と言っています。
ハクの性別が男性であることの裏付けとなりますね。
年齢をはじめ、謎が多いとされているハクですが、性別は男性であると考えてよいでしょう。
ハクという名前はどこからついた?
ハクという名前は、湯婆婆につけられています。
元の名前である「ニギハヤミコハクヌシ」を奪い、代わりに「ハク」という名前を与えたのです。
これは千尋が名前を奪われ、「千」と呼ばれるようになったのと同じですね。
そのため作中ではハクと呼ばれており、ハク本人も本名のことをすっかり忘れています。
物語終盤で、ハクは自身の本名である「ニギハヤミコハクヌシ」を思い出しますが、それまではずっとハクとして異界を生きてきたのです。
ハクの正体は川の主?
ハクの正体は、川の主であるということが分かっています。
そのため、人間である千尋とは違い、何かと謎が多いキャラクターに仕上がっているのです。
ここではハクの正体について、詳しく見てみましょう。
正体はコハク川の主
ハクの正体は、コハク川という川の主である神様でした。
コハク川は千尋が幼いころ住んでいた家の近くに流れていましたが、マンション開発で埋め立てられてしまったのです。
ハクは主であった川が無くなったことで、済む場所も同時に失ってしまい、異界へ迷い込んだのではと言われています。
名前の由来
ハクの名前の由来は、ニギハヤヒノミコトという神様ではないかと言われています。
ニギハヤヒノミコトも謎が多い神様で、その詳しい存在についてはどこでも語られていません。
ハクのプロフィールに謎が多い点や、「ニギハヤミコハクヌシ」という本名に響きが似ていることなどから、共通点が挙げられます。
ハクにまつわる都市伝説とは?
ハクにはさまざまな謎が残されているため、ファンの間では都市伝説が生まれています。
今回はそんな都市伝説について、いくつか紹介していきますのでご覧ください。
千尋の兄だった
元々千尋には兄がいて、ハクが兄に成り代わっていたという都市伝説があります。
ハクは千尋より見た目が2歳年上であり、初対面から親切にしていたりと、兄であると考えると辻褄が合う部分も少なくないです。
しかし、そもそも千尋に兄がいたことは本編で明言されておらず、千尋の両親も兄の存在には一切触れていません。
ハクと対面したときも、本当に兄に成り代わっているのであれば、千尋は何かしらのリアクションをしているはずです。
あくまでも都市伝説として楽しんで、本編を視聴してみるのがよいでしょう。
その後八つ裂きにされた
千と千尋の神隠しが公開された頃、公式サイトでは「湯婆婆の言葉通り八つ裂きにされる運命を受け入れている」と記載されていました。
ハクはラストで千尋を助けるために行動してきましたが、これは八つ裂きになるという大きなリスクを受け入れてのことだったのです。
八つ裂きにされている描写はないものの、公式サイトにこのような記載がされていたということは、もしかすると事実なのかもしれません。
しかし、ハクは千尋と別れる際に「元の世界に戻る」とも話しています。
仮に八つ裂きにされるような運命が待っていたとしても、いつか元の世界に戻って千尋と再会できると信じたいものです。