千と千尋の神隠しは、2022年から舞台版が公開されています。
元々ジブリの中でも大人気の作品ということもあり、豪華キャストによる舞台に仕上がっていると話題になっていますね。
今回はそんな千と千尋の神隠しの舞台版で、ハク役について紹介していきます。
ハクのファンの方は必見です。
実写版のハクは誰?2023年の舞台キャストのハク役は二人!
実写版のハクを演じている方は、2023年の舞台版において二人いらっしゃいます。
どちらも俳優として国内で活躍しており、数多くの作品に出演してきた経験のある実力者です。
以下ではそんな舞台版でハクを演じる俳優さんについて紹介していくので、詳しく見てみましょう。
三浦宏規
一人目は、三浦宏規さんです。
三浦さんは1999年生まれで、俳優・ダンサーとして活動しています。
子どものころからクラシックバレエを習っており、コンクールでも素晴らしい成績を収めていました。
都内の高校へ進学してからは、都内でミュージカル作品へ出演しています。
三浦さんは子どもの頃からのダンス経験があるため、プロ級の実力があったことは言うまでもありませんね。
さらに容姿端麗だったこともあり、ミュージカルに出演してからは、非常に多くの女性ファンが付いています。
三浦さんの代表作の中には、「テニスの王子様」の跡部景吾役や、「刀剣乱舞」の髭切役など、アニメ・ゲーム好きなら誰もが知っているキャラクターも存在します。
大役に抜擢されるほど、三浦さんは演技力や歌唱力に長けていたのですね。
さらには2019年に、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のマリウス役にキャスティングされますが、これはなんと史上最年少とのことです。
ここまで素晴らしい経歴がある俳優さんが、ハクを演じるということは、千と千尋の神隠しファンにとっても安心要素と言えますね。
せっかくハクが実写化されるのなら、しっかりハクを演じきれる人が選ばれてほしいと、誰もが思ったことでしょう。
そんなファンの気持ちに、三浦さんは見事に応えてくれていたことがわかります。
醍醐虎汰朗
二人目は、醍醐虎汰朗さんです。
醍醐さんは2000年生まれで、2016年から俳優として活動しています。
中学時代はサッカー部で活躍していましたが、昔から芸能界へ憧れの気持ちがあったため、引退後にエーライツという事務所に応募し、見事合格しています。
事務所へ応募して合格できる人は一握りですが、醍醐さんは見事に事務所に所属する俳優として選ばれているのですね。
醍醐さんはそれまで俳優としての経験はゼロでしたが、真面目で真摯な態度や、整った顔立ちなどが事務所で評価されたのかもしれません。
醍醐さんの代表作には、「弱虫ペダル新インターハイ篇」の小野田坂道役、「天気の子」の森嶋帆高役などがあります。
どちらもオーディションで見事主役を勝ち取っており、演技経験がないながらも、多くの現場で実力が認められていることがわかりますね。
中でも弱虫ペダルの小野田坂道役は、なんと一般公募オーディションだったため、競争率が非常に高かったそうです。
公演では座長としても活躍しており、若いながらも数多くの名作に名を残しています。
2020年には、映画天気の子で主人公の森嶋帆高を演じたことから、新人男優賞を受賞しています。
映画やテレビドラマなどにも出演しており、今後も非常に多くの名作に出演することが予測されるでしょう。
醍醐さんは演技経験が少ないにも関わらず、非常に繊細でリアリティのある表現をされる方なので、ハクにはぴったりだと感じているファンの方も多いようです。
何より、既に舞台を経験している俳優さんが演じるということに、安心感を覚えたファンがほとんどではないでしょうか。
舞台版千と千尋の神隠しの見どころを紹介!
舞台版千と千尋の神隠しは、映画がベースになっているものの、映像とは全く異なる魅力があります。
具体的にどのような見どころがあるのか、以下で探っていきましょう。
ミュージカルにも注目!
舞台と言えば、やはりミュージカル要素をイメージする方が多いのではないでしょうか。
舞台版千と千尋の神隠しも、原作である映画には無かった「歌」という要素が組み込まれています。
登場人物が自身の心情を表した歌を歌ったり、油屋の従業員たちが踊ったりなど、ミュージカル特有の要素を楽しめるのが特徴です。
千と千尋の神隠しの映画を観たことがある人は、ミュージカル要素を舞台版に取り入れると、世界観が変わってしまうのではと不安になるかもしれません。
しかし舞台版は、原作を忠実に再現している作品として定評があります。
もちろんミュージカル要素も同様で、歌や踊りなどを取り入れつつも、原作の世界観を壊さないよう配慮されているのです。
歌のメロディーや歌詞はもちろん、演出までもが原作映画のリスペクトを感じます。
映画の中で歌はなかったものの、舞台版ではそんなシーンが組み込まれていても、全く違和感が無い仕上がりになっているのです。
舞台版の醍醐味であるミュージカルを楽しめるのも、千と千尋の神隠しの舞台の魅力と言えるでしょう。
舞台版の千と千尋の神隠しは役者のビジュアルにも気合が入っている!
そして注目すべきは、やはりキャスト陣である役者さんたちのビジュアルです。
まるで映画からそのまま出てきたかのように再現されており、コスプレ感を一切感じさせません。
舞台を見ていると、まるでそこに油屋という世界が広がり、ハクや千尋が本当に存在しているかのような錯覚を覚えるでしょう。
役者それぞれに演技力があることは言うまでもありませんが、メイクや衣装などにも力が入っています。
細かい部分にまで気を配り、一人ひとりのビジュアルを完璧に仕上げているからこそ、舞台のクオリティを底上げしていると言えますね。
実際に舞台版の映像や画像などを見てみると、どれも千と千尋の神隠しに登場したキャラクターそのものの見た目をしています。
ビジュアルに対するこだわりが強いファンたちも、納得してしまうほどの仕上がりです。
舞台版千と千尋の神隠し!2024年の舞台キャストの情報は?
千と千尋の神隠しの舞台版を見てみたいと思っているファンの方は少なくないでしょう。
せっかく豪華なキャストや素晴らしい演出が見られるなら、舞台版を楽しんでみたいですよね。
以下では2024年の舞台キャストについて、わかっている情報を紹介していきます。
千尋役は4人で確定!
2024年の舞台版千と千尋の神隠しで、千尋を演じるのは4人です。
キャストは2022年から千尋を演じている橋本環奈さん・上白石萌音さん、さらにオーディションで抜擢された川栄李奈さん・福地桃子さんとなっています。
川栄さんと福地さんも、日本国内で実力のある女優さんとして知られていますね。
CMやドラマなどの出演経験もあるため、千尋を演じるには十分すぎるほどの演技力があると言えます。
2022から公開されている舞台版ですが、二名の女優さんが加わったことにより、さらに豪華になりましたね。
ハク役は?
ハクを演じるのが誰なのかは、まだ発表されていません。(2024年9月現在)
新キャストについては、公式X(旧Twitter)や公式サイトなどで発表されるので、気長に待ちましょう。
これまでの舞台版も、非常に豪華なキャストだったので、ハク役を今後誰が演じることになるのか楽しみですね。
原作をとても大切にしながら舞台が制作されていることは確かなので、ハクを見事に演じ切ってくれる人が抜擢されることは間違いないでしょう。