千と千尋の神隠しは、ハクと千尋が分かれるシーンで終わるため、その後の展開に関する考察がよく話題になっています。
果たしてハクと千尋は、再会できたのでしょうか？
本記事で詳しく紹介していきます。
ハクと千尋との別れのシーンを考察
その後再会できたのかは、とても重要な別れのシーンをおさらい・考察しなくてはなりません。
さまざまな説がありますが、作中の展開を考えると以下のように考えられます。
別れの間際にハクが言ったセリフ
ハクは千尋に「私も本当の名前を取り戻したので、いずれ元の世界に戻る」と言っています。
物語終盤で、ハクは自分の名前である「ニギハヤミコハクヌシ」を取り戻し、川の神様であるという自身の過去まで思い出したのです。
いずれは千尋のように、元の世界に戻れると確信してのセリフと考えてよいでしょう。
さらには千尋の「私たちまた会えるよね？」という問いかけに対して「きっと会えるよ」と答えているのです。
どのような形で再会するのかは一切触れられていませんが、もう一度出会う可能性を思わせるようなやり取りがあったことは事実と言えます。
千尋はハクの言葉を信じて元の世界へ・・・
千尋は「きっと会えるよ」という言葉を信じて、元の世界に戻りました。
元の世界に戻った後は、ハクと再会する描写は一切ありません。
しかし、別れる間際のやり取りを信じるなら、もう一度何かしらの形で再会できたと思いたいものです。
ハクは人間ではなく川の神様のため、仮に元の世界に戻れても、人間の姿である可能性は低いでしょう。
どのような姿でハクが千尋の目の前に現れるかは分かりませんが、「千と千尋の神隠し」はさまざまな奇跡や魔法などに溢れていた作品でした。
物語が終わったその後も、ハクと再会できるという奇跡が起こるのではと思ってしまいます。
ハクと千尋は再会できていない？恐ろしい都市伝説
ハクと千尋の再会についてはさまざまな説があり、中には恐ろしい都市伝説も存在します。
その都市伝説はハクと千尋が再会するどころか、以下のような目に遭ってしまうという考察がなされているのです。
ハクは八つ裂きにされてしまった？
ファンとして信じたくないのが、ハクが湯婆婆の手によって八つ裂きにされたという説です。
物語終盤では、千尋を助けようとしているハクに向かって、湯婆婆が「その代わりお前が八つ裂きにされてもいいのか」と言うシーンがあります。
明確な描写はありませんが、ハクはそれを了承したため、千尋を助けに来たと考えられます。
さらには公開当初の公式サイトで、「ハクは湯婆婆に八つ裂きにされる運命を受け入れている」と記載がありました。
実際に八つ裂きにされたかは分かりませんが、もしかすると千尋と別れた後に、ハクは湯婆婆の手で傷つけられているかもしれません。
もし八つ裂きにされたのだとしたら、簡単に元の世界に戻ることはできませんし、そもそもハクが無事なのかも不明です。
八つ裂きにされた説が事実だとすると、再会の可能性は低いでしょう。
二人とも異世界の記憶を消されてしまった
元の世界に戻れたとしても、異世界にいたころの記憶があるとは限りません。
もしかすると元の世界に戻ると同時に、記憶を失ってしまうのではないかという説があります。
ただし、これは記憶が消されてしまうシーンがあるわけではなく、都市伝説レベルで噂されている話です。
20年ぶりに公開されたイラストにはハクと千尋が再会していた！
2022年1月7日の金曜ロードショー放送時、千と千尋の神隠しはノーカット版が放送されましたが、その際に千尋とハクのイラストが発表されていました。
二人が見つめ合い手をつないでいるイラストで、本編には無いシーンであったため、「再会」を彷彿とさせるとファンの間で話題になっていたのです。再会シーンのイラストであるとは明言されていませんが、二人もこのような形でもう一度であってほしいものですね。