千と千尋の神隠し:湯婆婆の部屋はどこにある?モデルはあるの?

キャラクター

千と千尋の神隠しの世界の中は、どこか日本らしさもありながら違う雰囲気も感じられる場所でした。
それは湯屋の建物の中も同じです。
日本っぽさもしっかりありながら、どこか異なる派手さも感じられました。
特に、湯婆婆の部屋の中はとびきり豪華で気になった人も居たのではないでしょうか。
湯婆婆の部屋について考察していきます。

湯婆婆の部屋は作中どこにある?

湯屋の中は非常に広く、お客様が寝泊りする部屋をはじめ千尋たちの寝泊りする部屋など従業員の部屋もあります。
そのことからも、かなり広さもあり色んな部屋があることが分かります。
では湯婆婆の部屋は湯屋の中のどこにあるのでしょうか。

劇中では、千尋がまず湯屋で働かせてもらうために湯婆婆の部屋へと足を運んでいます。
そして千尋は湯婆婆の部屋を目指すためにエレベーターにも乗って居ました。
そこで千尋が降りたのは建物の最上階です。

ということは湯婆婆の部屋は最上階にあることが分かります。
エレベーターを降りると赤い扉が2つあり、千尋は右の扉から湯婆婆の部屋に入っています。
左の扉はまた別の部屋なのかもしれませんし、湯屋の主である湯婆婆の部屋は狭いわけもないので、左の扉も湯婆婆の部屋に繋がっている可能性もあるでしょう。
もしかしたら、双子の姉である銭婆の部屋だったなんて可能性も捨てきれません。

湯婆婆の部屋にはなにがある?

独特の雰囲気を持つ湯婆婆の部屋ですが、気になるのが湯婆婆の部屋に何があるのかという点です。
湯婆婆は湯屋の主ということで、千尋を雇う契約をするなど店主として書類などを書くこともあります。
そのため湯婆婆の部屋には立派な書斎机が置かれています。
真ん中部分には湯屋のマークでもある油という字が金色でデカデカと入っている書斎机です。

書斎机の周りにはいかにも高そうな壺や立派な絵画が置かれており、非常にお金のかかった部屋であることが伝わってきます。
映画の中で、湯婆婆は従業員の拾った砂金を没収するなど貪欲な商売人としての姿も描かれています。
そんな湯婆婆は多少従業員にケチだと思われているかもしれません。
しかし湯婆婆の部屋の様子を見るに、自分の好きなものには使う金を惜しまないタイプなようです。

そして生き物というカテゴリになってしまうかもしれませんが、湯婆婆の部屋には3つのおじさんの顔をした緑の頭が好き勝手に動いています。
劇中でも緑の3つの頭が湯婆婆の部屋で飛んだりころがったりしているシーンが何回か出てきています。
緑の頭はかしらという名前なのですが、姿はだるまに似ています。
だるまは縁起物と言われていますから、湯婆婆は縁起物としてかしらを置いているのかもしれません。

湯婆婆の部屋のモデルはあるの?

不思議な雰囲気と豪華さが同居している湯婆婆の部屋ですが、モデルになったものはあるのか探してみると、世界遺産である日光東照宮がモデルになっているようです。
確かに日光東照宮の中には、湯婆婆の部屋で感じた独特の雰囲気や豪華さが感じられる部分があります。

日光東照宮の中でも特に参考にされたのが陽明門や五重の塔、廻廊などです。
煌びやかな装飾や、派手めな色使いなど湯婆婆を感じさせる雰囲気は多く感じられます。

特に陽明門は、煌びやかな黄金と重圧感を感じさせいかにも湯婆婆が好きそうな装飾で飾られています。
陽明門の横に赤と緑を貴重とした建築物が繋がっていますが、湯婆婆の部屋も赤の壁紙が使用されています。
色のチョイスからも湯婆婆の部屋と同じになっているため部屋のモデルとなった建物だと言われたら納得です。

観光地としても有名な日光東照宮なので、足を運んだ際には特に湯婆婆の部屋のモデルになった場所をじっくり見てみてはいかがでしょうか。
湯婆婆の部屋に似たものを見つけることで、より楽しく観光できるかもしれません。

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