ファミコンソフト「クインティ」の買取を検討されている方へ。ポケモンの田尻智氏が手がけた幻の名作として、コレクターから高い評価を受けているこの作品の買取価格は、状態や付属品の有無によって大きく変動します。
本記事では、クインティの最新買取相場から高額査定を実現するコツまで、売却前に知っておくべき情報を徹底解説いたします。
クインティの買取相場(2025年1月時点)
クインティの買取相場は、オークション市場では最安180円から最高57,000円まで幅広く、平均価格は2,681円となっています。この大きな価格差は、商品の状態や付属品の有無によるものです。
完品(箱・説明書付き)の場合:3,000円〜8,000円
カセットのみの場合:800円〜2,500円
美品・未開封品の場合:10,000円〜30,000円以上
※価格は2025年1月時点での参考価格です。価格は日々変更するので最新価格は各社ページでご確認ください。
買取業者別価格比較表
買取業者名 | カセットのみ | 完品(箱・説明書付き) | 特徴 |
---|---|---|---|
レトログ | 1,200円〜2,000円 | 4,500円〜7,500円 | レトロゲーム専門で高価買取 |
ゲーム王国 | 1,000円〜1,800円 | 3,800円〜6,500円 | 初回利用10%UP特典あり |
ホビーコレクト | 1,100円〜1,900円 | 4,000円〜7,000円 | 海外販路で希少価値重視 |
ゲーム買取ブラザーズ | 900円〜1,600円 | 3,500円〜6,000円 | まとめ売りボーナスあり |
カイトリワールド | 1,000円〜1,700円 | 3,600円〜6,200円 | 価格保証サービス5日間 |
各買取業者の特徴とおすすめポイント
レトログ – レトロゲーム専門の高価買取
レトロゲーム買取専門店「レトログ」では、ファミコンの高額買取価格を毎日更新しており、クインティのような希少なファミコンソフトに特に強みを持っています。販売本数が少ないマイナーゲームのほうが高く売れる可能性があるとして、クインティの価値を適切に評価してくれます。
ゲーム王国 – 初回利用特典でお得
ゲーム王国は年間4万件以上の買取実績を誇るゲーム買取専門店で、初めての方は買取金額10%UPのキャンペーンも実施中です。LINE査定サービスも利用でき、事前におおよその査定額を知ることができます。
ホビーコレクト – 海外販路で希少価値を重視
ホビーコレクトは台湾やタイなどのアジア圏に販売店を持っており、海外で高値が付いていればそちらの相場で買い取ることが可能です。クインティのような独特なゲームは海外コレクターからの需要も高く、高価買取が期待できます。
おすすめ買取業者の結論
クインティの買取でもっともおすすめなのはレトログです。理由は以下の通りです:
- レトロゲーム専門店として希少価値を適切に評価
- 箱・説明書付きの完品で最高7,500円の高価買取実績
- 状態の悪いゲームでも減額幅が少ない
- レトロゲームの知識豊富なスタッフが査定
クインティの価格が高い理由
クインティが他のファミコンソフトと比べて高値で取引される理由は複数あります:
1. ゲームフリークの処女作としての希少性
ファミリーコンピュータ用ゲーム史上初めて商業発売されたインディーゲームであり、後に『ポケットモンスター』を製作するゲームクリエイター集団『ゲームフリーク』の処女作として、ゲーム史的価値が非常に高いことが挙げられます。
2. 開発エピソードの特殊性
製作は開発機材の自作からスタートし、数々の苦難を経て3年の月日をかけて完成したという開発秘話も、コレクターの収集欲を刺激しています。
3. 移植版の少なさ
他機種に移植されていることが少ないので、スイッチの「ナムココレクション」で遊ぶのが一番簡単とされており、オリジナル版の希少性が高まっています。
4. 独特なゲームシステム
「めくる」という新たなアクションをベースに、簡単なシステムと操作で駆け引き、戦略、戦術、収集、発見、協力、対戦など様々なタイプの要素を詰め込むことに成功したアクションゲームとして、ゲーム史上でも特異な存在です。
クインティを高く売るための6つのコツ
1. 付属品を完備する
クインティは特にパッケージのデザインが印象的で、箱と説明書の有無で買取価格が大きく変わります。完品状態では買取価格が2〜3倍になることも珍しくありません。
2. 清掃とメンテナンスを行う
カセットの端子部分をクリーニングし、表面の汚れを除去してから査定に出しましょう。ただし、ホビーコレクトでは、クリーニング不要・汚れた状態でも減額無しで査定してもらえますので、状態に不安がある場合は同店を選ぶのも一つの手です。
3. 複数の買取業者で見積もりを取る
レトロゲームの価格は業者によって大きく異なります。特にクインティのような特殊な作品は、業者の専門性によって査定額に差が出やすいです。
4. 売却タイミングを見極める
レトロゲーム市場は季節要因の影響を受けにくいですが、メディア露出や記念日などで価格が上昇することがあります。急ぎでなければ市場動向を観察しましょう。
5. 関連商品とまとめ売りする
ゲーム買取ブラザーズでは5つ以上送ると数に応じてボーナス(査定額300円以上で1カウント)があります。他のレトロゲームと一緒に売ることで、単体より高い査定額を期待できます。
6. 保存状態の良さをアピール
クインティは1989年発売のソフトのため、良好な保存状態のものは希少です。保管状況や使用頻度の少なさを査定時にアピールしましょう。
最終的におすすめの買取業者
総合的に判断すると、クインティの買取はレトログが最もおすすめです。レトロゲーム専門店としてクインティの歴史的価値を理解しており、適正な価格で買取を行ってくれます。
初回利用の方はゲーム王国の10%UPキャンペーンも魅力的ですし、汚れが気になる場合はホビーコレクトの「ピカピカ査定」サービスを利用するのも良いでしょう。
クインティはどんなゲーム?
『クインティ』は、日本で1989年6月27日にナムコより発売されたファミリーコンピュータ用のアクションパズルです。主人公のカートンおよびパートンを操作し、3人の兄と妹のクインティに攫われた恋人のジェニーを救出する事を目的としたゲームとなっています。
ステージ毎に5×7に敷き詰められたパネルをめくって敵に攻撃するシステムが最大の特徴で、当時としては画期的なゲームシステムでした。
ステージ数は全部で100面あり、結構ボリューミーで、「パネルをめくって敵を倒す」という、今なお斬新なシステムが特徴の画面固定型アクション。パネルや敵キャラの種類も豊富で、頭を使うパズル的な部分もある作品です。
クインティの詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
正式名称 | クインティ (Quinty) |
機種 | ファミリーコンピュータ |
発売日 | 1989年6月27日 |
発売元 | ナムコ |
開発 | ゲームフリークおよびKID |
シリーズ番号 | 「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第60弾 |
ジャンル | アクションパズル |
プレイ人数 | 1〜2人 |
北米版タイトル | 『Mendel Palace』 |
まとめ
クインティはポケモンの生みの親である田尻智氏が手がけた貴重な作品として、レトロゲーム市場で高い価値を持っています。買取価格は状態によって大きく変動しますが、完品状態であれば4,000円〜7,500円程度の査定が期待できます。
売却を検討されている方は、まずレトログでの査定をおすすめします。レトロゲーム専門店として適正な価格評価を行ってくれるため、クインティの真の価値を理解した査定が期待できるでしょう。
付属品の確認、清掃、複数業者での見積もり比較を行うことで、より高い買取価格を実現できます。この機会にクインティの売却を検討してみてはいかがでしょうか。