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そもそも論とは?意味と使い方を解説!使う人はうざい?

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「そもそも論」という言葉をよく耳にしますが、その意味や使い方を正確に理解していますか?この記事では、そもそも論という概念の意味や使い方について詳しく解説していきます。物事を根本から考えるスキルは、問題解決や議論で役立つはずです。ぜひ、最後までお読みいただき、そもそも論の正しい理解と使い方を身につけましょう。

1. そもそも論とは?

philosophy

そもそも論は、「ものごとの最初にもどってする議論」のことです。物事の最初に立ち返って、必要性や存在意義などを問う場面などで使います。議論がまとまろうとしているときに、「そもそも論」で最初にもどるのはちょっとめんどくさいですね。

そもそも論は、物事の原点に戻ってそのものの必要性や存在意義などを問うたり、論じたりすることです。何かを「どのようにするか」話し合っているときに、誰かが「そもそも」をつけて議論を根底からひっくり返すこのような問いを投げたり、議論を始めたりする場合が多いため、そもそも論と呼ばれます。

そもそも論は、物事の原点に立ち返るための思考法・論法を指す言葉として使われる場合と、「そもそも論として〜」「そもそも論から言えば〜」といったような論じる際に使われる場合の2種類があります。

そもそも論の意味
– 物事の最初に立ち返る議論方法
– 必要性や存在意義を問いかける
– 議論を根底からひっくり返す

そもそも論の使い方
– 「そもそも論として〜」と話題を切り出す
– 議論を始めたり、根本的な問いを投げる
– 物事の原点に戻って論じる

そもそも論の使い方の注意点
– 議論がまとまりつつある場合に使うと、難しい雰囲気を作ることがある。
– 適切なタイミングで使う必要がある。

そもそも論の言い換え表現
– 最初に立ち返って考える
– 根本的な問いを投げる
– 物事の必要性や存在意義を問う

まずは、そもそも論の意味や使い方について理解しましょう。

2. そもそも論の意味

philosophy

「そもそも論」とは、物事の根本的な観点に立ち返って考えることを指します。議論や問題解決の際に、本質的な要点を見失ったり、迷走してしまったりすることがあります。そのような場合に、「そもそも論として~」という言葉を使うことで、議論の焦点を再確認し、進むべき方向性を示すことができます。

「そもそも」という言葉は、元々の状態や根本を表す言葉であり、問題の本質を見極める際によく使われます。また、「そもそも論」という表現には2つの使い方があります。一つは考え方や論法を指す場合であり、もう一つは「そもそも論として~」や「そもそも論から言えば~」などのように、論点を提示する場合です。

「そもそも論」は様々な場面で活用されます。以下にいくつかの例を挙げます。

  • 「そもそも論として、この計画に予算は十分か?」
  • 「そもそも論ですが、この計画を立ち上げた理由は何ですか?」
  • 「そもそも論から言えば、取材をするならアポを取っておくのが常識ではないか?」
  • 「そもそも論として、スイカは果物ではなく果菜なんだよ」
  • 「そもそも論として、男女で可愛いの定義は違う」

これらの例文を通じて、「そもそも論」の意味を少しでも理解できればと思います。ビジネス上でも、物事の本質を見抜き、論理的に考える能力は重要です。ぜひ「そもそも論」の意味を理解し、適切に活用してください。

3. そもそも論の使い方

debate

「そもそも論の使い方」については以下のポイントがあります。

代案を持つ

「そもそも論」を述べる際は、主張を正当化するための意見や仮説を持つことが重要です。疑問を投げかけるだけではなく、建設的な意見を持ちながら議論を進めましょう。

  1. これが本当に正しいのか?
  2. こっちの方が良いと思う。
  3. 理由は…

本質を外さない

「そもそも」という言葉で、物事の本質に辿り着くことが目的です。しかし、本質とは無関係な意見を述べることは避けましょう。例えば、「そもそもハンバーガーを売るのが間違いだ。スマホを売れ」という意見は本質と関係ないものです。

状況に応じて使い分ける

「そもそも論」は、相手の話が逸れたり、議論が進まなくなった時に活用します。議論が意図しない方向に進んでいる場合、軌道修正をするために利用しましょう。ただし、軌道修正しても進展しない場合もあるため、使い方には注意が必要です。

新しい方向に進める

「そもそも論」を使う際には、新たな方向性を示して議論を進めましょう。問題点を指摘するだけではなく、解決策を明確に提案することが重要です。これにより、議論が進展することが期待できます。

以上が、「そもそも論の使い方」のポイントです。注意点や相手の反応に留意しながら、議論を建設的な方向に導くために積極的に活用しましょう。

4. 使い方の注意点

expression

「そもそも論」は便利な表現ですが、使い方には注意が必要です。以下に、「そもそも論」の使い方の注意点をまとめました。

4.1 使いすぎに注意

「そもそも論」は話の中断や議論の方向転換に使用される表現ですが、使いすぎると話が進まず、議論がまとまらなくなることがあります。必要な場面やタイミングで使用するように注意しましょう。

4.2 必要なときを見極める

「そもそも論」は本当に必要なときに使用するべきです。話や議論が行き詰まったり、新たな視点が必要なときに使用すると効果的です。ただし、常に「そもそも論」を持ち出してしまうと、周囲の人々の協力が得られなくなる可能性があります。状況を見極めて使用しましょう。

4.3 話のすり替えに注意

「そもそも論」は話のすり替えにも使われることがあります。説き起こしや話の詳細な説明に過ぎると、話が先に進まなくなる恐れがあります。注意深く使用し、話の本筋を見失わないようにしましょう。

4.4 英語での表現に注意

「そもそも論」は日本語の表現であり、直訳すると意味が通じにくい場合があります。英語で表現する場合は、「it in the first place」という表現が一般的です。英語圏の相手とのコミュニケーションでは、適切な表現を選ぶようにしましょう。

以上が「そもそも論」の使い方の注意点です。便利な表現ではありますが、適切な場面で使用し、周囲とのコミュニケーションを大切にしましょう。

5. 言い換え表現

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「そもそも」の言い換えには、ビジネスシーンでもよく使われる表現があります。以下にいくつかの言い換え表現を紹介します。

  1. 本来であれば(ほんらいであれば)
    – 物事の本来のあり方や行動の基準を指す表現です。
    – 例: 本来であれば、このプロジェクトは成功しているはずだ。
  2. 本質的には(ほんしつてきには)
    – 物事の本質や根本的な要素を指す表現です。
    – 例: 本質的には、チームワークが不足していることが問題の原因だ。
  3. 事の発端は(ことのはったんは)
    – 物事の始まりや原因を指す表現です。
    – 例: 事の発端は、コミュニケーションの不足にあると言える。
  4. 元を正せば(もとをただせば)
    – 物事の根本的な原因や真相を指す表現です。
    – 例: 元を正せば、この問題はリーダーシップの欠如によるものだ。
  5. 元はと言えば(もとはといえば)
    – 物事の本質的な要素や背景を指す表現です。
    – 例: 元はと言えば、このプロジェクトの計画段階から問題があった。

これらの言い換え表現を使うことで、適切な言葉を選んで「そもそも」に近い意味を表現することができます。特に、「本来であれば」や「本質的には」はビジネスシーンでよく使われる言葉ですので、覚えておくと便利でしょう。

注意しておきたいのは、これらの言い換え表現も使いすぎると話が進まなくなったり、議論がまとまらなくなる可能性があることです。必要な場面で適切に使い分けるようにしましょう。

まとめ

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この記事では、「そもそも論」について解説しました。そもそも論は議論を中断させ、話を根本的なところに戻すために使われる表現です。ビジネスシーンでは論理的に物事を捉えるためにも重要な言葉ですが、使いすぎには注意が必要です。

そもそも論の意味や使い方、注意点を理解し、言い換え表現も覚えておくと、適切な場面で適切な表現ができるようになります。「そもそも論になりますが」をうまく使いこなし、物事の本質を見極める能力を身につけましょう。ビジネスパーソンとしてのスキル向上につながるはずです。

まとめ

この記事では、「そもそも論」という言葉について解説しました。そもそも論は物事の最初に立ち返って考えることを指し、議論や問題解決において重要な要素です。しかし、使いすぎには注意が必要です。必要な場面で適切に使い分けることが大切です。そもそも論の意味や使い方、注意点を理解し、言い換え表現も覚えておくことで、物事の本質を見極める能力を身につけることができます。ビジネスパーソンとしてのスキル向上につながるはずです。ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。

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