NISAや投資信託に関心のある方必見! 本ブログでは、楽天証券からSBI証券への新NISA口座の移管手順やメリット、投資信託の移管手数料などについて詳しく解説しています。証券会社の切り替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 楽天証券からSBI証券に新NISA口座を移管する手順
新しいNISA口座を楽天証券からSBI証券へ移管する際には、定められた手順を順番に進めることが重要です。以下では、具体的な移管のステップについて詳しくご説明します。
ステップ1: SBI証券の口座開設
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公式ウェブサイトを訪れる
まず初めに、SBI証券の公式サイトにアクセスします。 -
口座開設手続きの開始
ウェブサイトのトップメニューから「口座開設」を選択し、指示に従って必要事項を入力します。
通常、口座開設にかかる時間は5~10分程度で、最速の場合は翌営業日には口座が開設されています。
ステップ2: 勘定廃止通知書の発行
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楽天証券へのログイン
楽天証券のアカウントにサインインします。 -
NISA関連のメニューに進む
メニューから「NISA」を選択します。 -
口座廃止手続きの実施
「口座サマリー」の近くにある「・・・」のアイコンをクリックし、「NISA・つみたてNISA口座の申し込み/受付状況」へ進み、「他の金融機関へNISA口座を移す」を選んで手続きを行います。
ステップ3: NISA口座開設届出書の請求
次に、SBI証券から「NISA口座開設届出書」を取得します。
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再度SBI証券にログイン
さきほど開設したSBI証券のアカウントに再度ログインします。 -
NISA関連の手続きへ移動
メニューから「NISA」を選び、「他社からの乗り換え(NISA口座金融機関変更)」を選択します。
ステップ4: 必要書類の郵送
SBI証券からの書類が届いた後は、以下の3つを郵送する準備をします。
- 楽天証券の「勘定廃止通知書」
- SBI証券の「NISA口座開設届出書」(必要事項を記入して発送)
- 本人確認書類とマイナンバー確認書類
– すでにマイナンバーを提出済みの場合は: 運転免許証や健康保険証のコピーを1枚用意します。
– まだ提出していない場合は: 個人番号カードのコピー、または通知カードと本人確認書類のコピーを準備します。
ステップ5: 書類審査の待機
郵送した書類はSBI証券及び税務署で審査されます。審査が完了したら、SBI証券のウェブサイトの「重要なお知らせ」セクションにて、口座開設完了の通知が届きます。
この手順に従って進めることで、楽天証券からSBI証券への新NISA口座の移管がスムーズに行えます。手続きが少々複雑に感じるかもしれませんが、的確に進めることで安心して実施できるでしょう。落ち着いて行動してください。
2. 新NISA口座をSBI証券に移す3つのメリット
新NISA口座をSBI証券に移行することで得られる主な利点は以下の3つです。
1. 豊富な取扱銘柄
SBI証券が提供する新NISAの銘柄数は非常に多岐にわたっており、特に投資信託やつみたてNISAの選択肢が充実しています。2024年1月時点では、SBI証券では2,589本の投資信託を取り扱い、つみたてNISAの対象商品も213本に達しています。この多様な商品ラインナップにより、投資家は自身の投資スタイルやニーズに合った商品を容易に見つけることができます。
2. お得なクレジットカードによる積立ポイント
SBI証券では、クレジットカードを使用した資産形成が非常に魅力的です。特に三井住友カードを利用することで、通常のポイント還元率は1.0%以上が期待できます。これに対し、楽天証券が提供するポイント還元は0.5%に留まりますので、積立を重視する投資家にとって、SBI証券は非常に優れた選択肢となります。さらに、Vポイント、Tポイント、Pontaポイントなど、さまざまなポイント制度を利用できるのも大きな利点です。
3. 豊富なIPO株の取り扱い
SBI証券の魅力の一つは、IPO(新規公開株)の豊富なラインナップです。他の証券会社と比較して、年間70社から80社ものIPO案件を取り扱っており、これにより投資機会の幅が広がります。また、独自の「IPOチャレンジポイント」を通じて、抽選に外れた場合でもポイントを獲得でき、次回の申し込みにおいて有利な条件を得ることができる仕組みがあります。このようなシステムは、IPO投資を希望する方にとって非常に魅力的なポイントです。
SBI証券に新NISA口座を移すことで、これらの多くのメリットを享受できるため、検討してみる価値があるでしょう。
3. 楽天証券からの投資信託移管に係る手数料
楽天証券からSBI証券に投資信託を移す際には、出庫手数料が発生することを事前に知っておくことが重要です。この手数料に関する情報を持っていれば、安心して移管手続きに取り組むことができます。
出庫手数料の詳細
楽天証券で投資信託を移管する際の出庫手数料は、1銘柄あたり3,300円です。この手数料は、移管手続きの際に楽天証券に対して支払う必要があります。投資信託の移管には通常手数料がかかるため、事前に確認しておくことが望ましいです。
ただし、SBI証券は独自の特別なプログラムを提供しており、この出庫手数料を実質的に無料にすることも可能です。
SBI証券の「投信お引越しプログラム」
SBI証券では「投信お引越しプログラム」を導入しており、これを利用することで楽天証券にて支払った出庫手数料を全額キャッシュバックしてもらえる仕組みがあります。このプログラムを利用することで、投資信託の移管にかかるコストを大幅に削減することが合法に実現できます。
- キャッシュバックの対象: 楽天証券での出庫手数料
- 申し込み方法: 移管の完了後に、必要な書類をSBI証券に提出することで手続きが行えます。
他の金融商品との手数料比較
投資信託の移管手数料を他の金融商品と比較すると、以下の表に示したように投資信託だけが手数料が発生することが分かります。
移管する商品 | 楽天証券の出庫手数料 | SBI証券の入庫手数料 |
---|---|---|
投資信託 | 3,300円 | 無料 |
米国株 | 無料 | 無料 |
日本株 | 無料 | 無料 |
このように、投資信託の移管には特に注意が必要であり、他の金融商品とは異なり出庫手数料が発生することを考慮することが大切です。
注意事項
移管手続きに移る際には、いくつかの重要な留意点があります。特にキャッシュバックを受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 楽天証券からの出庫手数料の領収書を保存すること
- SBI証券が指定する期間内に書類を提出すること
これらの条件をしっかり確認し遵守することで、スムーズにキャッシュバックを受けることが可能となりますので、注意が必要です。
4. 移管時に注意すべき登録情報の違い
新NISA口座の移管に際しては、証券会社間での登録情報に違いがあるため、注意が必要です。特に、以下のポイントに留意して手続きを進めることが重要です。
登録情報の確認
新しい証券口座を開設する際、まず確認が必要なのが登録情報です。これには以下の項目が含まれます。
- 氏名の表記: 漢字やフリガナの表記が異なると、手続きが進まない場合があります。正確な表記を確認しましょう。
- 住所: 最新の住所が反映されているかをチェックしてください。転居している場合、必ず更新が必要です。
- 電話番号とメールアドレス: 連絡手段も重要です。特に、手続きに関する通知はメールや電話で行われることが多いため、正確な情報を入力しましょう。
書類の不備に注意
移管手続きで必要になる書類も、登録情報と密接に関わっています。以下の点に注意してください。
- 本人確認書類: 有効な本人確認書類は、登録情報と一致する必要があります。たとえば、運転免許証やマイナンバーカードの情報が異なると、受理されない場合もあります。
- 個人番号の記載: NISA口座の移管時には、個人番号を記載する必要があります。これもまた、他の登録情報と一致しているか確認しましょう。
期限に留意
登録情報の変更や変更手続きには期限があります。移管手続きを急いでいる場合は、次のポイントにも注意が必要です。
- 手続きにかかる時間: 口座の移管に必要な手続きは、数週間を要することがあります。特に、書類に不備があるとさらに時間がかかるため、事前に内容を確認し、スムーズに進行できるよう心掛けましょう。
- 年内移管のタイミング: 年末が近づくにつれて、手続きが混雑することが予想されます。特に9月末までに手続きが完了しない場合、翌年分の移管扱いになるため、早めの手続きが推奨されます。
これらの点をしっかりと確認しながら移管手続きを進めることで、スムーズな口座移管が実現します。登録情報の確認を怠らず、慎重に手続きを進めましょう。
5. おトク過ぎる!?SBI証券の新NISA移管キャンペーン
SBI証券では、特に新NISA口座の移管を考える投資家に向けて、魅力的なキャンペーンを実施しています。これから、その内容や特典について詳しく解説します。
NISAはSBIでGO!キャンペーン
このキャンペーンは、新たにSBI証券でNISA口座を開設する方を対象にしています。新NISAの利用を始めることで、さまざまな特典が用意されています。
- 抽選で最大2,000円がプレゼントされるチャンス!
参加条件を満たすことで、抽選に自動的にエントリーされます。「新NISA口座を開設しただけでお得感が得られる」のは大きな魅力です。
LINEアカウント連携キャンペーン
さらに、SBI証券の公式LINEアカウントをともだち登録し、LINE IDを連携させることで、確実にもらえる100円が手に入る特典もあります。このような手軽な方法でお小遣いを得られるのは嬉しいポイントです。
投信お引越しプログラム
投資信託を他の証券会社からSBI証券に移管する際、出庫手数料をSBI証券が負担してくれる「投信お引越しプログラム」があります。例えば、他社で保有している投資信託がある場合、通常は1銘柄あたり約3,300円の手数料がかかりますが、このプログラムを利用すれば実質的に無償で移管が可能になります。
期間限定のキャンペーン情報
今後、期間限定で新たなキャンペーン情報も発表される予定です。お得な特典が多数用意されているため、早めの口座開設と確認が重要です。特に、各キャンペーンのエントリー期限には注意が必要です。
SBI証券では、魅力的な特典が豊富に用意されており、新NISAを始める絶好のタイミングです。興味がある方は、ぜひ公式情報をチェックしてみてください。
まとめ
新NISA口座の楽天証券からSBI証券への移管は手順が多少煩雑ですが、丁寧に進めることで問題なく完了できます。SBI証券への移管には、豊富な投資信託やIPO銘柄、お得なクレジットカード連携など多くのメリットがあります。さらに、手数料面では「投信お引越しプログラム」を活用することで、実質無料で移管が可能になります。加えて、SBI証券ではお得なキャンペーンも実施されているため、新NISA口座の開設・移管を検討する投資家にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。この機会に、ぜひSBI証券への移管を検討してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
NISAの新規開設と移管の手順は?
新しいNISA口座を楽天証券からSBI証券へ移管する際には、まず SBI証券で新規口座を開設し、次に楽天証券への「勘定廃止通知書」の発行、SBI証券からの「NISA口座開設届出書」の取得、必要書類の郵送といった一連の手順を踏む必要があります。これらの手順に従って進めることで、スムーズに移管できるでしょう。
SBI証券に新NISA口座を移管するメリットは何?
SBI証券に新NISA口座を移管するメリットとしては、豊富な取扱銘柄、お得なクレジットカードによる積立ポイント、そして豊富なIPO株の取り扱いが挙げられます。これらの特徴により、投資家の様々なニーズに合った商品を見つけやすくなります。
移管時の手数料はどうなっている?
楽天証券から投資信託を移管する際には、1銘柄あたり3,300円の出庫手数料がかかります。ただし、SBI証券の「投信お引越しプログラム」を利用することで、この出庫手数料を全額キャッシュバックしてもらえる制度があるため、実質的に無料で移管できます。
移管時の登録情報の違いに注意が必要?
新NISA口座の移管の際は、証券会社間での登録情報に違いがある可能性があるため、特に氏名の表記、住所、連絡先などの確認が重要です。また、本人確認書類や個人番号の記載に関しても、登録情報と一致しているか慎重に確認する必要があります。