
BTSジンとVが楽しんでいた「ピックルボール」って何?
BTSのジンとVが、2026年4月のアメリカ・フロリダ州でのワールドツアー中に楽しんでいた「ピックルボール」。ジンのInstagramに投稿された動画では、二人が息の合ったプレイを見せ、顔の動きまで完璧にシンクロする姿が話題になりました。
でも、「ピックルボールって何?」「テニスとは違うの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。実はこのスポーツ、いま世界中で爆発的に人気が高まっている新しいラケットスポーツなんです。
この記事では、BTSのメンバーが夢中になったピックルボールについて、基本的なルールから魅力、必要な道具、日本でプレイできる場所まで、徹底的に解説していきます。ジンとVのようにピックルボールを楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
ピックルボールの基本情報:テニスと卓球のいいとこ取り
ピックルボールとは何か
ピックルボールは、テニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせたラケットスポーツです。1965年にアメリカのワシントン州で誕生し、当初は家族で楽しむレクリエーションとして開発されました。
コートはバドミントンコートと同じサイズ(約13.4m×6.1m)で、テニスコートの約4分の1の広さ。ネットの高さは中央で86cmと、テニスより低く設定されています。使用するボールはプラスチック製で穴が開いており、ウィッフルボールに似た軽量な作りになっています。
ラケット(パドル)は卓球のラケットを大きくしたようなソリッドな板状で、テニスラケットのようなガットは張られていません。この独特な道具の組み合わせが、ピックルボールならではのプレイ感覚を生み出しています。
なぜ今、世界中で人気なのか
ピックルボールは現在、世界で最も急成長しているスポーツの一つとされています。アメリカでは2023年時点で約890万人がプレイしていると言われ、過去3年間で参加人口が約2倍に増加しました。
人気の理由はいくつかあります。まず、年齢や体力を問わず楽しめること。テニスのように広いコートを走り回る必要がないため、中高年でも気軽に始められます。実際、アメリカでは60歳以上のシニア層を中心に広がり、その後若い世代にも人気が拡大しました。
また、ルールが比較的シンプルで、初心者でも1時間程度の練習で試合ができるようになる点も魅力です。テニスのように何年も練習しなくても、すぐに楽しめるのが大きな特徴なんです。
BTSのジンとVのような若いアスリート層にとっては、短時間で良い運動ができ、戦略性も高いという点が魅力になっているようですね。
ピックルボールの基本ルール:知っておきたい7つのポイント
1. スコアの数え方と試合形式
ピックルボールは通常11点先取で、2点差をつけて勝利となります。トーナメントでは15点や21点で行われることもあります。シングルス(1対1)とダブルス(2対2)の両方があり、特にダブルスが人気です。
ジンとVがプレイしていたのも、メンバー同士での対戦だったことから、おそらくダブルス形式だったと考えられます。
2. サーブのルール
サーブは必ずアンダーハンドで打ち、パドルがボールに当たる瞬間、パドルヘッドは手首より下になければなりません。これはテニスの強力なサーブと違い、ラリーを楽しむことを重視したルールです。
サーブはコートの対角線上に打ち、相手コートのサービスエリアに入れる必要があります。ネットに当たって入った場合は「レット」となり、打ち直しです。
3. 「ツーバウンドルール」
ピックルボール独自の重要なルールが「ツーバウンドルール」です。サーブを受けた側は、ボールを1回バウンドさせてから返球しなければなりません。さらに、サーブした側もリターンを1回バウンドさせてから打ちます。
つまり、ラリーの最初の2回は必ずバウンドさせる必要があり、これによって強力なサーブアンドボレーが防がれ、ラリーが続きやすくなっています。
4. 「ノンボレーゾーン」(キッチン)とは
ネットから2.13mの範囲は「ノンボレーゾーン」または「キッチン」と呼ばれ、この中でボールをノーバウンドで打つ(ボレー)ことは禁止されています。
このルールがあることで、ネット際での強打が制限され、戦略的なプレイが求められます。初心者でもネット前で圧倒されることが少なく、楽しめる仕組みになっているんです。
5. 得点できるのはサーブ側のみ
テニスやバドミントンと異なり、ピックルボールでは自分がサーブしているときにしか得点できません。レシーブ側がポイントを取った場合は、サーブ権が移動するだけでスコアは変わりません。
この仕組みにより、試合が一方的になりにくく、逆転のチャンスが常にあるのが面白いところです。
6. フォルトとアウトの基準
以下の場合はフォルトとなります:
- サーブがサービスエリアに入らなかった
- ボールがネットを越えなかった
- ツーバウンドルールに違反した
- ノンボレーゾーン内でボレーした
- ボールが2回バウンドする前に返せなかった
ボールがラインに触れた場合は「イン」として扱われます。これはテニスと同じですね。
7. ダブルスでのポジショニング
ダブルスでは、サーブは右側から始まり、得点するごとに左右を入れ替わります。パートナーとのコミュニケーションと連携が勝敗を分ける重要な要素になります。
ジンとVが「顔の動きまでシンクロ」していたのは、まさにこの連携プレイの表れかもしれませんね!
ピックルボールの魅力:なぜこんなに楽しいのか
初心者でもすぐに楽しめる
ピックルボール最大の魅力は、やはり「誰でもすぐに楽しめる」ことでしょう。テニスの場合、ラケットワークやフットワークを習得するのに時間がかかりますが、ピックルボールなら初日からラリーが続けられます。
コートが小さいため、移動距離が少なく体力的な負担も軽め。それでいて、戦略性は高く、上級者になればなるほど奥深さを感じられるスポーツなんです。
社交性が高く、コミュニティができやすい
ピックルボールのもう一つの大きな魅力が、その社交性です。試合時間が比較的短く(15〜25分程度)、1つのコートで次々とメンバーを入れ替えながらプレイすることが多いため、自然と多くの人と交流できます。
アメリカでは「ピックルボールコミュニティ」が各地に形成され、週末に集まってプレイを楽しむ文化が根付いています。年齢や国籍を超えた交流の場として機能しているんですね。
BTSのメンバーたちも、ツアー中の限られた時間の中で、このスポーツを通じて親睦を深めていたのでしょう。
戦略性が高く、頭脳プレイが楽しめる
ピックルボールは単純なパワーゲームではありません。ノンボレーゾーンのルールがあるため、相手を動かす配球、ドロップショット、ロブなど、様々な技術と戦略が必要になります。
特に「ディンク」と呼ばれる、ネット際でのソフトな打ち合いは、ピックルボールの代名詞とも言える技術。相手のミスを誘うための緻密な駆け引きが展開されます。
テニスほどの運動量は必要ないけれど、頭を使う楽しさがある。これが幅広い年齢層に支持される理由なんです。
短時間で良い運動になる
ピックルボールは、30分から1時間程度のプレイで、適度な有酸素運動と筋力トレーニングの効果が得られます。激しすぎず、それでいてしっかりと体を動かせるバランスの良さが魅力です。
忙しいスケジュールのアーティストやビジネスパーソンにとって、短時間で効率的にリフレッシュできる点は大きなメリットですね。
ピックルボールに必要な道具と費用
パドル(ラケット)
ピックルボールのパドルは、材質によって価格が大きく異なります:
- 初心者向け(木製・複合材):3,000円〜8,000円
- 中級者向け(グラファイト・カーボン):8,000円〜15,000円
- 上級者向け(高性能カーボン):15,000円〜30,000円以上
初めての方は、まずは1万円以下のパドルから始めることをおすすめします。軽量で扱いやすく、コントロールしやすいものを選ぶと良いでしょう。
ボール
ピックルボールのボールは、屋内用と屋外用で異なります:
- 屋内用:穴が26個、軽量で音が静か
- 屋外用:穴が40個、重量があり風に強い
価格は3個セットで1,000円〜2,000円程度。消耗品なので、複数セット用意しておくと安心です。
シューズとウェア
専用シューズは必須ではありませんが、テニスシューズやバドミントンシューズがおすすめです。横の動きに対応できるコートシューズであれば問題ありません。
ウェアも特別なものは必要なく、動きやすいスポーツウェアであればOK。テニスウェアやランニングウェアで十分楽しめます。
コート・ネット
公共施設を利用する場合は、コートやネットは用意されています。自宅や公園で楽しみたい場合は、ポータブルネットセット(約15,000円〜30,000円)があると便利です。
テニスコートの約4分の1のスペースがあれば設置できるので、意外と手軽に環境を整えられますよ。
日本でピックルボールをプレイできる場所
専用コート・施設
日本でも徐々にピックルボール専用のコートや、プレイできる施設が増えてきています。主な場所としては:
- スポーツジムやフィットネスクラブ(新しいプログラムとして導入)
- テニスクラブ(テニスコートを転用)
- 公共体育館(バドミントンコートを利用)
- 専用のピックルボールクラブ(東京・大阪などの都市部)
特に東京都内では、渋谷、世田谷、港区などにピックルボールができる施設が登場しています。また、大阪、名古屋、福岡などの主要都市でもコミュニティが形成されつつあります。
体験会やスクール
初めての方には、体験会やスクールへの参加がおすすめです。日本ピックルボール協会や各地のクラブが定期的に初心者向けの体験会を開催しています。
道具のレンタルもあるので、手ぶらで参加できる場合も多く、まずは試してみたいという方にぴったりです。
テニスコートやバドミントンコートの活用
既存のテニスコートやバドミントンコートを利用してピックルボールをプレイすることも可能です。テニスコートなら1面で4面のピックルボールコートが作れます。
ポータブルネットとラインテープを用意すれば、公共のコートでも楽しめます。ただし、施設によっては事前に許可が必要な場合があるので、確認してからプレイしましょう。
ピックルボール上達のコツと練習方法
基本のストローク
ピックルボールで最も使う技術が「グラウンドストローク」です。バウンドした球を打ち返す基本技術で、まずはこれをマスターしましょう。
ポイントは:
- パドルを体の前で構える
- ボールをよく見て、タイミングを合わせる
- 大きく振りすぎず、コンパクトなスイングを心がける
- フォロースルーで方向をコントロール
テニスのように強く打つ必要はありません。コントロールを重視した、安定したストロークが大切です。
サーブの練習
アンダーハンドサーブは一見簡単そうですが、正確に相手コートに入れるには練習が必要です。
練習のコツ:
- 同じフォームで何度も繰り返し打つ
- 最初は入れることを優先し、徐々にコースを狙う
- 手首を使いすぎず、腕全体でスイング
サーブが安定すれば、試合運びが格段に楽になります。
ディンクの技術
ピックルボールの醍醐味とも言える「ディンク」。ノンボレーゾーン付近でのソフトな打ち合いで、相手のミスを誘う高度な技術です。
ディンクのポイント:
- 膝を曲げて低い姿勢を保つ
- パドルの面を上向きにして、優しく押し出すように打つ
- 相手の足元を狙う
- 我慢強く、チャンスボールが来るまで続ける
ディンクをマスターすれば、中級者以上のレベルに到達できます。
ダブルスでの連携
ダブルスでは、パートナーとの連携が非常に重要です。ジンとVのように息の合ったプレイをするには:
- お互いのポジションを常に確認
- 声を出してコミュニケーション
- 「前衛・後衛」ではなく「横並び」の陣形が基本
- 相手の弱い方を狙う戦略を立てる
パートナーとの信頼関係が、プレイにも表れるスポーツなんですね。
BTSメンバーとピックルボール:なぜ選ばれたのか
ツアー中の理想的なリフレッシュ
BTSのようなワールドクラスのアーティストにとって、ツアー中の体調管理とリフレッシュは非常に重要です。ピックルボールは、激しすぎず、それでいてしっかりと体を動かせるスポーツとして、理想的な選択だったと言えます。
短時間で良い運動ができ、メンバー同士のコミュニケーションも深められる。まさにツアー中のアクティビティとしてぴったりだったのでしょう。
アメリカでの人気を反映
フロリダ州を含むアメリカでは、ピックルボールが爆発的に人気を博しています。ホテルやリゾート施設にもコートが設置されていることが多く、気軽にプレイできる環境が整っています。
BTSのメンバーたちも、滞在先で自然とピックルボールに触れる機会があり、その楽しさに魅了されたのかもしれませんね。
チーム競技としての魅力
ダブルスでのピックルボールは、パートナーとの連携が勝敗を左右します。長年一緒に活動してきたBTSメンバーだからこそ、その息の合ったプレイが光るのでしょう。
ジンとVの「顔の動きまでシンクロ」した様子は、単なる偶然ではなく、二人の長い友情と信頼関係の表れなのかもしれません。
ピックルボールの今後:日本でも流行する?
世界的な成長トレンド
ピックルボールは現在、世界で最も急成長しているスポーツの一つです。アメリカでは2030年までに参加人口が4000万人に達するとの予測もあります。
国際大会も増えており、プロリーグも立ち上がっています。賞金総額も年々増加しており、スポーツとしての地位が確立されつつあります。
日本での普及の可能性
日本でも、高齢化社会における健康スポーツとして、また若い世代の新しいコミュニティスポーツとして注目され始めています。
テニスコートやバドミントンコートなど既存の施設を活用できる点、道具の初期投資が比較的少ない点など、普及しやすい条件が揃っています。
BTSのような影響力のあるアーティストがプレイすることで、日本の若い世代にも認知が広がる可能性は十分にあるでしょう。
課題と今後の展望
日本での課題としては、まだまだ認知度が低いこと、専用施設が少ないことが挙げられます。しかし、日本ピックルボール協会を中心に、普及活動が活発に行われています。
今後、学校教育やフィットネスプログラムに組み込まれていけば、急速に普及していく可能性も秘めています。
まとめ:あなたもピックルボールを始めてみませんか?
BTSのジンとVが楽しんでいたピックルボールについて、ルールから魅力、日本でのプレイ方法まで詳しく解説してきました。
ピックルボールの魅力をまとめると:
- 年齢や体力に関わらず、誰でも楽しめる
- ルールがシンプルで、初心者でもすぐに始められる
- 戦略性が高く、上達の楽しみがある
- 短時間で良い運動になり、健康的
- 社交性が高く、コミュニティが作りやすい
- 初期投資が比較的少なく、手軽に始められる
テニスほど激しくなく、でも卓球よりダイナミック。そんな絶妙なバランスのスポーツが、いま世界中で愛されているんです。
日本でもこれから施設が増えていくことが期待されます。まずは近くの体育館やテニスクラブで体験会がないか探してみてはいかがでしょうか?
ジンとVのように、仲間と楽しみながら良い運動ができるピックルボール。この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ一度体験してみてください。きっと新しいスポーツの楽しさに出会えるはずです!
BTSのメンバーたちの何気ないオフショットから、私たちも新しい趣味やスポーツに出会えるきっかけをもらえる。それもまた、アーティストとファンの素敵な繋がりの一つかもしれませんね。